不倫調査case2-4:江東区から始まった浮気調査の後日談

東京都墨田区両国の探偵、ローレルリース探偵事務所です！

 

江東区からご依頼いただいた浮気調査は、豊島区のホテルにて不貞の証拠となる場面を押さえて終了したこちらの案件。浮気調査が終了してからしばらくして、ご依頼者様であるK様より、後日談をお聞かせいただいたので今回はそちらのお話をしていきます。

※投稿に記載している内容は、ご依頼者さまより許可を頂き掲載しております。

 

1.不貞の証拠を手に、夫に浮気を暴いたことを伝える

 

調査から終了し、連休が終わった翌週、K様は旦那さまである対象者と話をするべく、お互いが確実に休みを取れる日に話をすることにしたそうです。

 

最初に話しを始めた時点では対象者も浮気のことは否定していましたが、デートのことやホテルに言ったことを話すと流石に様子は変わっていったそうです。この時点では浮気の証拠を出していなかったこともあってか、浮気相手と手を繋いだり、腕を組んだり、ホテルに入ったりと不貞に至るまでの行動の経緯を既に把握していることを伝えても焦りを見せながら最後まで浮気の事実を認めなかったそうです。

 

話しの埒が明かないと見切った所で、探偵の撮影した映像付きの証拠を本人に見せると、対象者は一変。これで観念するべきと考えたのか、不貞の事実を認めました。

探偵に浮気調査をされてるなどとは夢にも思わなかったのでしょう。不倫の証拠を見せつけられて、対象者は観念したそうです。

 

江東区の自宅から、墨田区の錦糸町や両国で待ち合わせていた場面、墨田区の東京スカイツリーや港区の東京タワー、豊島区の池袋にあるサンシャイン60での展望台デート、鎌倉と横浜といった神奈川県でのデート、錦糸町と池袋のホテルに出入りしていた場面といった具合に言い逃れ出来る隙が一切なかったので報告書を読み終わるとこれまでの事を全て白状したとのことです。

 

2.浮気の相手となっていた第二対象者とは・・・

 

不倫調査の場合、ほとんどのご依頼で対象者の浮気している相手についても同時に調査することが大半なのですが、今回の浮気調査に関しては探偵が第二対象者について調査することがない珍しい事例でした。

というのもご依頼者様であるK様が対象者と同じ職場に務めるご友人から第二対象者に関する情報を手に入れており、浮気調査の中で押さえた映像で相手を突き止めるには十分だったとのことが理由です。

通常の浮気調査ではそのような情報を浮気調査の中で以外得られることは稀で、候補は挙がっても調査する必要があります。なので、浮気調査の中に第二対象者の素行調査や素性調査を行うといったことが。これも第二対象者へ慰謝料を請求することがある場合（大半のご依頼者は請求するご意思があります）は探偵が調査の過程か困難な場合、不貞の証拠を押さえるのとは別で素性調査という形で調査を行います。ただ、普段の行動も知りたいといったご希望も少なくないので、素行調査の一環として現在のローレルリース探偵事務所では調査を実施している現状です。

 

さて、第二対象者に関してなのですが、報告書をK様にご拝見して頂き、別で調査は必要ないとの判断になりました。今回の浮気調査で押さえた対象者と一緒にいた第二対象者はK様が事前に得ていた情報の人物だったからです。第二対象者の正体は、対象者と同じ会社の同僚。自宅は東京で同じ東京の23区内に住む方だったということです。では、電車で移動できる範囲なのにわざわざ墨田区の両国にあるビジネスホテルに宿泊していたかというと、この第二対象者は同棲相手がいるとのことで、何らかの理由を使って家を離れてその期間中は帰宅出来なかったからと対象者から聞いたそう。そのため東京に住んでいるにもかかわらず、墨田区の両国で宿泊する必要があったのです。対象者の自宅である江東区の最寄り駅にある路線で行けるには一番便利だったそうです。一見すると流石に対象者の自宅近くの江東区ではさすがに近すぎるので墨田区を選び、愛知、大阪、福岡等の地方から来て滞在しているものと予想していたのですが同じく東京に住んでいる人物というのは意外でした。

同じ東京の23区に自宅があるといっても東京の中でも神奈川の方へ寄った所に自宅があるとのことだったので、千葉に寄った東京にある墨田区や江東区の方は第二対象者にとって都合が良かったようです。

 

ここで、愛知、大阪、福岡といった地方に在住ではないかと考えた理由がもう一つあります。それは浮気調査の中で二名が訪れた場所にあります。墨田区の東京スカイツリー、港区の東京タワー、豊島区の池袋にあるサンシャイン60、神奈川県の鎌倉や横浜といった場所は、関東圏内に住んでいる方、特に東京、千葉、埼玉、神奈川に在住している方が観光に訪れる場所としては考えづらいからです。（勿論、全くないわけではありませんが）大阪や愛知、福岡といった遠方から来る方が観光で訪れたり、学生の頃なら修学旅行等で訪れるスポットという面が強いからです。さらに外国の方も観光で訪れることが多いので、いわゆる「違う地域に在住で遠方の方が訪れる可能性が高い場所」というイメージがあり、当時の私もそのように考えていました。

 

しかしこの第二対象者、実は対象の勤務する企業に務めるまでは関西に拠点がある企業の本社で勤務しており、同棲相手の転勤に伴い東京へ来て転職先で対象者と出会ったようです。実は対象者の勤務先に転職で入社して一年も経っておらず、仕事が多忙で東京や神奈川にあるデートや観光で有名なスポットには行ったことがなかったそう。そのため今回の浮気調査で巡った先は墨田区や港区を始め王道の場所となったようです。

 

さらに勤務先では対象の部下となっており、出張にもほぼ毎回同行、そこで仕事の合間や帰って来る日にちを伸ばし出張先にて2人で過ごしていたそうです。そのため滞在先で一緒に過ごすお金は全て対象者が工面していたので、生活費が振り込めなくなるようなことも起きる状況になっていました。

 

K様のお話によると色々と問い詰めたようですが、嘘偽りはなかったようです。

 

3.全てが判明し対象者に下した判断は

 

全ての話しを聞いて状況を理解したK様。不倫調査において浮気を判明させたら離婚というご依頼者様が多いのですが、K様は離婚という措置を取ることはありませんでした。その代わりに第二対象者と直接話してこれまでの事を正直に話すこと、今後仕事以外で関わる事や会うことがあった場合の措置を記載した念書にサインをさせることで事を収めたそうです。

内容まではお伺いしていませんでしたが、K様曰く「かなり厳しい内容にしたので、少なくとも夫は今後浮気は出来ないと思います！」とのことでした。出張に関しては上司と部下という関係で一緒に行かなければならないこともありますが、第二対象者が今後単独で動くことが増えること、対象者が出張に行く際は仕事以外で一緒に過ごした履歴がないかを毎回証明させるとのことでした。

K様が探偵に依頼したことは理解しているようでしたが、本人は気付ける自信がないようなので大丈夫そうですとのこと。

「映像を見せるまで、江東区、墨田区、豊島区、鎌倉、横浜とここまで徹底して調べられているとは夢にも思っていなかったようで本人も冷や汗をかいてました！」とお電話の向こうでお話されていました。「また、怪しいと思ったら探偵さんにご依頼しますね。」とのお言葉も頂きましたが、対象者も同じ過ちを繰り返さない事を祈るばかりです。

 

こうして、後日談をお聞かせ頂き今度こそ今回の浮気調査は終了です。

「当時の私は、東京に住んでいても場合によっては身近な観光地に行くこともあるものなのだな」と思い安易に予想を立てすぎるのも良くないと感じたのもよく覚えています。不倫調査、素行調査、人探し、ストーカー調査、嫌がらせ調査どの調査項目でも言えることで行き過ぎた予想は調査のミスに繋がるので注意しようと思う浮気調査でした。

 

今回のお話は以上です！ご拝読ありがとうございました！

 

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