ローレルリース探偵事務所

浮気調査case3:今度の調査は東京でポタリング!?ある晴れた日には墨田区へ。

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不倫調査case3:今度の調査は東京でポタリング!?ある晴れた日には墨田区へ。

不倫調査case3:今度の調査は東京でポタリング!?ある晴れた日には墨田区へ。

2024/05/19

東京都墨田区両国の探偵、ローレルリース探偵事務所です!

 

ご拝読頂いている皆様。「ポタリング」という単語をご存知でしょうか?「ポタリング」とは簡単に言うと自転車でのお散歩です。「それってサイクリングも一緒じゃない?」と思う方もいらっしゃると思いますが、ポタリングは街乗り等の短・中距離でのんびりお散歩のように走ることで特に目的や行き先が決まっているわけではないんです。一方でサイクリングは、短・中距離だけでなく、長距離を走る場合も含まれています。サイクリングと言っても実は何種類かありその中の一つがポタリングというわけです。

今回のタイトルについて見ただけでは正直よくわからないと思います。探偵が調査の際に徒歩で尾行を行ったり、車両やバイクで追跡するというようなことはよく聞くと思うのですが、場合によっては探偵も自転車を使うことがあるのです。今回のタイトルにあるポタリング、サイクリングの一種というようなご説明をさせていただきました・・・。そう、今回は探偵が自転車に乗って浮気調査を行うお話です。

普段は探偵の浮気調査と関係のないポタリング。どんなお話なのか最後までご拝読頂ければ幸いです。

 

1.旦那がハマったのは自転車。板橋区からどこへ行く?

 

ご依頼頂いたのは今回の対象と一緒に暮らす板橋区在住のO様。最初のお電話では、ご主人の浮気を疑っており調査をご依頼する探偵をお探しとのことでお問い合わせを頂きました。早速お話をお伺いすべくお約束をして出張面談へ。板橋区がご自宅なのですが、家から少し離れた場所の方が良いとのことだったので豊島区のとある喫茶店で面談を行うこととなりました

 

「最近、休日は午前中に家を出て、遅いと22:00以降に帰って来ることも多いんです・・・。」と今回のご依頼者様であるO様からお話をお伺いします。

 

実は今回の対象者、以前に浮気をしていたことがありO様がそれを突き止めて浮気を辞めさせたということがあったとのこと。その時は探偵に浮気調査をご依頼して証拠を押さえるといったことではなく、レシートやSNSの会話履歴を保管してある程度数が纏まった所で問い詰めたら直ぐに認めたそうです。最終的に浮気相手と二度と会わないことを約束させる念書にサインをさせて事は収まったそうですが、それから数年経過した今現在、再び浮気の影が見えているので調査をしたいということで探偵事務所にご依頼を出すということになったそうなのです。

 

経緯がわかった所ではあったのですが、お話を聞く所一度浮気がバレているので、今回は用事しているので問い詰める内容を集めるのが困難なので、探偵に調査を依頼することになったのかとこの時はそう思っていました。

 

ご依頼したい内容やどのような証拠を押さえていくかをお話し、次は対象者である旦那様の普段の行動についてヒアリングをしていきます。平日はお仕事、帰宅はだいたい19:00〜21:00でその間に怪しい様子はなく、問題は休日とのこと。帰宅が流石に遅いのは浮気を継続的にしていた時以来とのことだったので、最初のお言葉通り怪しいのは休日である土日。そこが調査日なるだろうと考えていました。出掛ける際に後を追跡して証拠を押さえるといった浮気調査になるだろうと考えていたのですが、次のO様の一言で調査のイメージが大幅に変わります。

 

「主人、休日は自転車で外出するんです。スポーツタイプの自転車です」

 

自転車で尾行。探偵の調査の中では珍しい部類に入る方です。全く無いという程ではないのですが、地域によって自転車での尾行が必要なことはあるものの、年間通してではそこまで多くありません。更にスポーツタイプの自転車というのも自転車を使う調査の中では少ない方です。

 

「ちなみに、旦那さまはどのようなハンドルの自転車に乗っておられますか?後はタイヤの大きさもご存知なら教えて頂ければと思います。」

 

今回の浮気調査ではこの「どんな自転車に乗っているか」が尾行において要注意点となります。スポーツバイクにも何種類かあり、説明が長くなるので話は省略しますが、ロードバイクが愛車の場合は要注意。なぜなら本人の肉体スペックに寄るところが大きいのですが鍛えていたり、一般の人よりも体力や脚力に秀でていると、尾行が非常に困難です。我々も調査で必要となることもあるので自転車を所持はしていますが、対象者の車体がどのような車体で運転する本人の肉体レベルによってはかなりの脅威となります。探偵も体を鍛えていることはあっても自転車に乗るための鍛え方をしているわけではないため、いわゆる自転車乗りで相応の鍛え方をしているとそれに追いつける探偵はほとんどいないでしょう・・・。

そんな予感が当たらないように恐る恐る質問をすると、

 

「マウンテンバイクみたいなハンドルですよ。あとは普通の自転車よりタイヤが細い気がしました・・・」

 

ここまで聞くとホッとします。これが「丸まったようなハンドル」という表現だったらロードバイクの可能性が高かったので一安心です。お話を聞く限り、どうやらクロスバイクで浮気調査当日はその自転車に乗っている対象者を尾行するといった形で話が纏まりました。

 

当日は板橋区にある対象の自宅周辺、行き先不明、移動は自転車、朝7:30からという内容で調査の予定が決まりました。そして浮気調査の当日を迎えることとなります。

 

2.朝早くから出発!探偵の自転車尾行一日目

 

当日、板橋区の自宅周辺からに自転車の乗って入り込みを開始。季節は暖かくなって来ているとはいえ、朝は冷え込むこの日の気温、さほど待たずに対象が出てきます。

ちなみに乗っている自転車はクロスバイク。格好も動きやすいカジュアルなウェアというような服装だったので、最初の懸念は払拭されました。浮気調査、対象者を自転車で尾行、開始となります。

 

対象者がどのようなルートを走るかは後ろから追跡しなければわからないのですが、板橋区に住んでいて自転車で走りやすい道というと、やはり荒川の河川敷。通称、荒川サイクリングロードとなるので、恐らく家から出た後はそこを目指すだろうと予想。思った通り、板橋区の自宅を出てからは荒川を目指すルートを走っているのでここは間違いない模様。ここからどちらの方に向かうのかというところになります。荒川は東京の板橋区から入り、方向によって埼玉の方か東京の江東区に向かって川沿いを辿っていくのですが、埼玉方面へ向かうと、川口や戸田を横目に浦和や朝霞を通り越こすと川越の方まで行きさらに先もあります。東京の江東区の方へ向かうと板橋区から入り、区で言うと、北区、足立区、墨田区、江戸川区を通り最終的には東京湾のある江東区へと出ます。ただ、所々工事中等で走れなくなっていることもあるので、荒川の河川敷を外れると距離はあるものの荒川区や台東区、それまで通ってきた北区、足立区、墨田区、江戸川区にも外れることがあるので油断はできません。

さらに相手の速度に合わせて付かなければならないのですが、車や徒歩に比べて自転車だとこの点が特に難しく、何分も走る相手だとスピードが落ちて来る場合も多く、その都度調整していくので体力も慎重さも必要というところなのです。

 

板橋区から河川敷に入り江東区の方向へ川沿いを走行する対象者。まずは北区のエリアに突入し、河川敷コースから外れる事なく走行していきます。次に注意するのは千住大橋のある足立区。ここで荒川から出れば足立区の北千住、荒川区の南千住を通り過ぎ台東区の浅草に向かうことも可能なのでサイクリングというよりもポタリングであればこの可能性も十分にあります。

 

走り初めてしばらくすると、足立区の千住大橋まで来る対象者。河川敷ルートから外れることなくそのまま走行します。次の注意ポイントは墨田区の八広駅近くから河川敷を外れる場所です。ここで外れると今度は墨田区の東京スカイツリーや隅田川方面へ向かう可能性があります。ポタリングとなるとお散歩的な意味合いもあるので、ちょっとした景観の良いところは行く可能性が十分あります。

しかし、ここも通り過ぎ墨田区から江戸川区、最終的には江東区の方まで行くことに。江東区のエリアに入るとルートを外れ、最終的に江東区の若洲海浜公園まで到着うしました。この江東区の若洲海浜公園はサイクリングも可能なので土日は結構人がいたりします。公園の中へ入り海の見える所で休憩を始める対象者。この間同じ自転車仲間のような人物が来て合流の可能性もあるので、慎重に監視を続けます。

 

ここまで、このように対象者の様子を綴っているのですが、サイクリング実況ではなくて浮気調査です。年に数回は自転車での尾行もあるのですがここまでの距離を走ったのはかなり久しぶりでした。板橋区から入り、北区、足立区、墨田区、江戸川区、江東区とここまで来て距離は約20km弱。別の探偵事務所でしまなみ海道を自転車で尾行した探偵もいると聞いたことはありましたが、それほどではないにせよ東京の中で自転車尾行では大分距離がある方です。こちらも相応の自転車を使用しているので尾行するのに問題はないのですが、対象者もポタリングとはいえ、中々タフだなと感じてしまいました。

 

この後、休憩を終えた対象者は江戸川区の葛西臨海公園まで行き海の景色を堪能。その後は荒川沿いではなく異なるルートで板橋区の方へ向かいます。今度は江戸川区、江東区、中央区、千代田区、台東区、豊島区を経由し途中コンビニ等で休憩しつつも墨田区や台東区の観光名所に立ち寄ることもなく板橋区の自宅へ帰宅しました。江戸川区の葛西臨海公園を出た後はこまめに休憩やお昼ご飯も食べていたので、板橋区の自宅に戻ったのは14時を過ぎていました。O様はこの日、ずっと自宅にいるとのことなので、到着後に様子を聞いたのですが、対象者は板橋区の自宅に戻ってからシャワーを浴びて寝てしまったとのこと。その為、本日の調査は板橋区にて終了となります。

 

調査を解除した後はO様とメッセージで次回以降の打ち合わせをしていたのですが、今回、墨田区や台東区の観光名所に立ち寄らないのは少し意外だったらしく、普段は色んな所に立ち寄っているとのこと。東京の観光名所はどこもそうなのですが休日は人が多く行き交います。その為、対象者が自転車を駐輪したらこちらもすかさず駐輪して後を尾行しなければならないので、通常の徒歩で尾行を行う際よりも運動量が多くなります。探偵をやっているとそれなりに体力はあるものの、今回のようなパターンは稀な為、これまでの中でも体力の消耗が激しい内容です。

 

サイクリング巡りのような内容が多い今回でしたが、探偵も請け負う仕事によってはレアケースながらこういったこともあるのです。

次回も対象者のポタリング尾行の続きについてお話していきます。何度も行ってしまうのですがこの案件は浮気調査としてご依頼を頂いております・・・。

果たして次回以降、証拠となる場面があるのか・・・は更新した際にご拝読頂ければ幸いです。

 

ローレルリース探偵事務所でした!

 

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